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現任の中国副首相 臓器狩り調査の妨害を承諾

2015年06月28日

【新唐人2015年06月28日】「法輪功迫害追跡調査国際組織」は6月24日、江沢民の秘書の身分で、張高麗(ちょう こうれい)副首相に電話をかけ、覆面調査を行いました。その電話で張副首相は、臓器狩り調査の妨害に協力すると述べています。

 

調査員

「李光連絡員かね? 秘書の劉だ」

 

連絡員

「お待ちください。今副首相に携帯を渡します」

 

張高麗

「張高麗ですが」

 

調査員

「江沢民弁公室の秘書 劉です」

 

張高麗

「こんにちは」

 

調査員

「江沢民同志から伝言があります。最近、1万もの法輪功の練習者が江沢民同志を訴えました。数百万の法輪功学習者から、臓器を奪った江沢民同志の責任を追及するためです。江沢民同志は非常に案じているので、政治局で討論する時責任追及を阻止してほしい」

 

張高麗

「分かりました。江主席、どうぞご安心を」

 

現在、副首相の張高麗は、江沢民が上層部に送り込んだ腹心だと見られています。

 

ニューヨーク・タイムズは2012年、中共上層部と関係が密接な経済界のリーダーの話として、「張高麗は苦心して、江沢民と親密な関係を築き上げた」と伝えました。

 

例えば2001年、山東省の省長に着任した張高麗は、2006年、すでに引退していた江沢民を山東省で出迎えます。そして江沢民が訪問した場所すべてに、江沢民の言葉を記した横断幕を掲げ、過去の指導者のシンボルを隠すことさえありました。

 

このやり方は「へつらいすぎている」として高官の間で物議を醸しましたが、その後、張高麗は確かに江沢民の後押しで出世を遂げました。

 

今回の覆面調査で、張高麗は「党内の臓器狩り調査を阻止する」と約束したほか、こんな言葉も残しています。

 

調査員

「この問題は絶対に阻止してほしい」

 

張高麗

「分かりました。江主席の建康とご長寿をお祈りします」

 

すでに張高麗、張徳江(ちょう とくこう)、李長春(り ちょうしゅん)などの中共上層部のメンバーが覆面調査で、臓器狩りの存在を暗に認めています。

 

また軍の高官だった白書忠(はく しょちゅう)は、臓器狩りは江沢民の指示だったと述べています。

 

軍総後勤部衛生部長 白書忠

「当時江主席は書面で、これらの…つまり臓器移植を指示した」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com./xtr/gb/2015/06/27/a1206564.html (中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

 

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